こわいことがありました

怖いことがありました。おおごとにはなっていませんが、書けませんが、怖いことがありました。

昨日、病人顔になっていたのはこういうことか、という感じです。ボーッとしていたようです。痛みを感じる日の方がマトモだなんて、誰が思うでしょうか。今日は体調の方は良く感じていました。気分もよく、お日様に当たってもいいかな、外に出てもいいかな、と思える日でした。

でも、三連休だったんですね。人の流れが変わる日。気をつけないといけない日でした。

うちにはインコがいて、彼がいる間私は死ねないのです。自分を大事にしなくてはいけないのです。だって、他の人にとっては、ただの小動物なのですから。私と彼がどんなに通じあって、コミュニケーションがとれていて、お互いがかけがいのない存在か、ということは、ほかの人間には関係のないことです。わたしが、守らねばなりません。

普通の人より小さなことでも不安になります。おおごとが起きたように動揺します。些細なひとの動作が注意散漫を引き起こします。そういう病気なのです。そして、たくさんの不安で私の心はいっぱいになるのです。

今回のことも、もし、ボタンをかけ違えていたら、インコと二度と会えなかったかもしれない、という気持ちで頭がいっぱいになりました。からだの反応として、お腹もこわしました。繊細が爆発しています。本当は、そこまでのことではない気がします。

帰ってインコともう一度会えて、運が尽きていなくて良かったと思いました。毎晩彼が愛のうたを一所懸命歌ってくれるのは、いつお別れがきても、その瞬間に大好きだと伝えてくれているのかも、と思いました。そして、もし本当にそうなったら、飢えるか毛引きして大変なことになるか、とにかくマイナスに振れた愛で埋まっていくのでしょう。

生きていたい、と久々に思いました。繊細もたまにはいい仕事をします。生きて、インコちゃんの一生を見届けたい。それがわたしの願いです。