つくることは、とてもたのしい

こんにちは、ナレハテです。

私は、作ることが好きです。それはずっと昔から変わっていなくて。いまの病気になる前はウェブデザイナーみたいなことをしていました。でも、商売は下手で。サラリーマンの家のこどもは、商売について疎くなるの典型をたどっていました。何も作れない時から、ソフトとやる気と気合いでいろんなデザインをしました。けれど、病気になるきっかけとなった会社では、作って、お客様に喜んでもらうことよりも、言い値とクライアントの規模感でのなんとなくな売り上げベースの金額こそが評価の対象で、頑張りは残業時間で計算するような古い会社で。私は試行錯誤しながら、こぼれ球を拾って価値を示そうとしましたが、上手く行きませんでした。そして、そういう場所で先輩がよくやる「こっちくんな」な嫌がらせを受けつつ、どんどん居場所がなくなって体が動かなくなり、適応障害になって潰れてしまったのでした。

そして、もう前みたいにPCの前で集中出来なくなり、戻りそうにないのです。わたしは10代からほとんどをウェブ制作に充ててきていて、他はなんにもできないのです。ディレクター出来るような人脈もなくて。つまり、生きる術をなんにも無くなってしまったんですよね。

この冬は「編み物」が脳のリラックスに良いと聞いて、やりはじめてますが、「やっぱり作るの好きだなぁ」って思うことがあります。編み物はウェブよりシンプル。ひと目ひと目を進むためか、コツコツやれば形になって楽しい。模様編みは、繰り返すパターンを編んでいくので、だんだん脳と手が慣れてきて、ゆっくり集中のギアが上がっていって気持ちいい。編み上がった生地を触るときもなんだか嬉しい気持ちになる。

私はどこまで行っても作る人なんだなぁとおもうのです。いまの環境にたどり着くまでに大事なものが沢山無くなったけど、もう人生で積み上げたものの8〜9割くらい失った気分だけど、作ることの喜びみたいなのは持ってこれたみたいです。「作るのが好きだなぁ」って思う度、胸がギュってなります。

 

今日は寂しい気持ちに支配されかけて、頓服を午前に飲みました。食べたのはヤクルト、冷凍カレードリア、バナナ。冷凍食品は味が濃いので、すこしの量でも満腹感がありますね。近所のドラッグストアまでお買い物も行けました。

 

では、今日はこのへんで。